購入者が返品くんでやる手順(「返品元住所を入力する」からQRコード・バーコードまで)

購入者は、取引画面の「返品元住所を入力する」から返品くんを開き、返品商品情報と発送者情報を入れて「返品手続きを完了する」まで進めます(メルカリ 匿名返品サービス)。

2026年ごろの画面の例:取引画面の「返品元住所を入力する」(時刻などの表示を切り取り、横幅を縮めて加工)
2026年ごろの画面の例。この記事の画面の例は、時刻などの表示を切り取り、横幅を縮めて加工しています
購入者が返品くんで押す所
  1. 取引画面の「返品元住所を入力する」を押して、返品くんを開く
  2. 「同意事項を確認しました」にチェックを入れ、「開始する」を押す
  3. 注意点を読んでチェックし、返品する商品が合っているかを見て「次へ」を押す
  4. 返品商品情報と発送者情報を入れ、「入力内容を確認しました」にチェックして「返品手続きを完了する」を押す
  5. 「出品者が手続き中です」と出ている間は、出品者の入力を待つ
  6. 「商品を発送してください」の画面で発送場所を選び、「QRコードを表示する」(セブン-イレブンは「バーコードを表示する」)を押す

「出品者が手続き中です」と出ている間は、自分の入力が済んでいても送れません。出品者が必要な情報を入れるまで、購入者は商品を返品できない決まりだからです。

手順2は、返品くんの「返品手続きを開始する」の画面です。「同意事項を確認しました」にチェックを入れてから、「開始する」を押します。

2026年ごろの画面の例:返品くんの「返品手続きを開始する」(投稿者の書き込みを消し、時刻などの表示を切り取り、横幅を縮めて加工)
2026年ごろの画面の例(加工あり)

手順3は「返品手続きの注意点」の画面で、注意点を読んでチェックを入れ、「次へ」を押します。画面には「各項目をご確認の上、全てにチェックを入れてください。」と出ます。例の画面は5つのうち3つにだけチェックが入った状態で、「次へ」はまだ灰色です。

2026年ごろの画面の例:返品くんの「返品手続きの注意点」(周りの枠を切り取り、横幅を縮めて加工)
2026年ごろの画面の例(加工あり)

「次へ」が押せないときは、入れていない項目が残っていないかを見てください。

購入者の返品、入力からキャンセル完了まで
  1. 返品くんで発送者情報を入れる「返品元住所を入力する」から開く
  2. 出品者の入力を待つ承諾から24時間が目安
  3. 窓口でQRコードを見せて出すセブン-イレブンはバーコード
  4. 出品者が受け取りを押す「返送された商品を受け取った」
  5. キャンセルが完了する商品代金は支払い方法に合わせて戻る

※ 持ち込めるのはセブン-イレブン・ファミリーマート・ヤマト運輸営業所。集荷は使えない

返品元住所とは(返品先住所との違い)

返品元住所は、品物を送り返す購入者が、返品くんの発送者情報に入れる自分の住所です。受け取る出品者は「返品先住所を入力する」から返品くんを開き、お届け先情報を入れます。購入者の取引画面に出るのは「返品元住所を入力する」の方で、押すボタンも入れる欄も出品者とは別です。

住所を打ち間違えたときの直し方は、発送の前と後で違います。発送前なら返品くんの「発送者情報を変更する」から直し、発送した後ならヤマト運輸サービスセンターに問い合わせます。

入力しても「返品元住所を登録してください」が残るとき

取引画面の「返品元住所を登録してください」は、登録が済んでも、返品が終わって取引がキャンセルされるまで消えません。登録できたかは、返品くんに入れたメールアドレスに、住所登録の完了の通知が届いているかで見分けます。通知が届いていれば、正しく登録されています。表示が残っていても、入れ直さなくて構いません。

出品者がやる手順(返品先住所を入れて、届いたら受け取りを押す)

出品者は、取引画面の「返品先住所を入力する」から返品くんを開いてお届け先情報を入れ、荷物が届いたら「返送された商品を受け取った」を押します。

出品者が返品くんで押す所
  1. 取引画面の「返品先住所を入力する」を押して、返品くんを開く
  2. 「同意事項を確認しました」にチェックして「開始する」を押す
  3. 返品する商品が合っているかを見て、注意事項を読んでチェックし、「次へ」を押す
  4. お客さま情報とお届け先情報を入れ、「入力内容を確認しました」にチェックして「返品手続きを完了する」を押す
  5. 購入者が商品を発送するのを待つ
  6. 荷物が届いてから、取引画面の「返送された商品を受け取った」を押す(届く前に押すと全額補償サポートの対象外)

押した後のキャンセルの完了と、購入者への返金の時期は、「送った後どうなる?」の節で説明しています。

手順1で押す「返品先住所を入力する」と、手順6で押す「返送された商品を受け取った」は、どちらも出品者の取引画面に出ます。画面の例では、受け取りのボタンの上に「※必ず商品が戻ってきたことを確認してから取引キャンセルを完了させてください」と出ています。

2026年ごろの画面の例:出品者の取引画面の「返品先住所を入力する」と「返送された商品を受け取った」(横幅を縮めて加工)
2026年ごろの画面の例(加工あり)

手順4は「お届け先の住所入力」の画面で、お客さま情報とお届け先情報を入れます。画面の例は①の「お客さま情報を入力」の所で、氏名・氏名(全角カタカナ)・電話番号の欄が並んでいます。

2026年ごろの画面の例:返品くんの「お届け先の住所入力」(上下の表示を切り取り、横幅を縮めて加工)
2026年ごろの画面の例(加工あり)

返品くんとは?匿名返品で住所や名前は出品者に見える?

木の天びんの左右の皿に、同じ形の木の人形が1つずつのっている写真

返品くんは、メルカリが提携するネクストラボの返品受付サービスで、匿名返品の手続きはここで行います(メルカリ 匿名返品の同意事項)。返品で相手に住所を教えたくないときに使える匿名返品は、らくらくメルカリ便・ゆうゆうメルカリ便・エコメルカリ便で届いた取引で、出品者と購入者が互いの氏名や住所などを明かさずに返品できる機能です。梱包・発送たのメル便とメルカリShopsの取引は対象外です。

購入者の取引画面の案内には「配送元は配送業者にのみ連携され、取引相手に開示されることはありません」と出ます(「購入者が返品くんでやる手順」の取引画面の例)。出品者の取引画面にも「住所は配送業者のみに共有され、取引相手には開示されません」と出ます(「出品者がやる手順」の取引画面の例)。ただ、自分が入れた住所が相手の返品くんの画面や送り状にどう出るか、または出ないかまでは、ヘルプにもメルカリの発表にも書かれていません。発表が書いているのは、互いの個人情報を明かさずに返品できる、という所までです。

返品くんはネクストラボの提携サービス

メルカリは返品くんを「当社の提携サービス」と呼び、使う前に返品くんの利用規約を確認するよう求めています。返品くんの公式サイトは、通販サイトの事業者向けに、返品・交換の受付から配送の手配、顧客対応までをまとめて管理するサービスとして紹介しています。メルカリでの進め方が載っているのは、メルカリのヘルプ「匿名返品サービス」の方です。

入れた住所が渡る先(ヤマト運輸・メルカリ・ネクストラボ)

返品くんに入れた住所・氏名・電話番号は、配送の業務のためにヤマト運輸に渡り、お客さまサポートや不正・トラブルの防止のためにメルカリが確認することもあります。取引画面の案内の「配送業者にのみ連携」「配送業者のみに共有」は取引相手に開示されないことを伝える文で、メルカリが確認することは、ヘルプ「匿名返品の同意事項」の方に書かれています。

渡る先渡るか何のため書いてある所
取引相手明かさない(相手の画面にどう出るかは書かれていない)—メルカリの発表
ヤマト運輸渡る配送の業務(ドライバーから電話が来ることもある)匿名返品の同意事項
メルカリ確認することもあるお客さまサポート、不正やトラブルの防止匿名返品の同意事項
ネクストラボ入れた先(扱いは返品くんの決まりによる)サービスの提供、不正利用の防止、案内やアンケート、広告の告知返品くんのプライバシーポリシー

2026年10月23日に読んだメルカリのヘルプと、返品くんのプライバシーポリシー(2026年10月7日改定)による。

返品くんのプライバシーポリシーは、本人の同意がある場合や法令に基づく場合などを除いて、個人情報を事前の許可なく第三者に開示・提供しないと書いています。業務の一部を任せる先には、必要な範囲で渡すことがあるとも書いています。返品くんの利用規約には、ネクストラボがメールなどでお知らせや広告を送ることも定められています。

「出品者が手続き中です」で止まったら:24時間・3日・10日の違い

「出品者が手続き中です」のまま進まないときは、キャンセル申請の承諾から24時間を目安に、出品者の入力を待ちます。返品くんの手続きでヘルプが挙げる日数は24時間・3日・10日で、どれも承諾から数えます。

2026年ごろの画面の例:返品くんの「出品者が手続き中です」(横幅を縮めて加工)
2026年ごろの画面の例(加工あり)
承諾からの日数何の日数かどうする
24時間購入者が出品者の入力を待つ目安過ぎたら取引メッセージで出品者に聞く
3日返品を送る目安間に合わないなら、返す時期を取引メッセージで伝える
10日返品くんの画面の有効期間過ぎてエラーが出たら、返品くんを開き直す

日数は、2026年10月23日に読んだヘルプ「匿名返品サービス」による。

出品者が返品先住所を入れる期限として「24時間」を書いた文は、ヘルプにありません。ただ、出品者の取引画面の注意書きには「24時間以内に住所入力を完了してください」と出ます(「出品者がやる手順」の節にある取引画面の例)。キャンセル申請のときに見た「24時間」は、申請に「同意する」「同意しない」を選ぶまでの時間で、返品くんの24時間とは別の数字です。

24時間を過ぎても進まないとき(取引メッセージ → 事務局)

承諾から24時間たっても「出品者が手続き中です」のままなら、取引メッセージで出品者に状況を聞き、返品先住所の入力を頼みます。メッセージにも返事が無ければ、事務局に問い合わせてください。事務局から出品者に、対応の状況を確かめてもらえます。

問い合わせの入口は、困りごとに合ったヘルプのガイドの一番下にある「お問い合わせはこちら」です(メルカリ 問い合わせ方法)。フォームが無いガイドもあります。

返品の期限は?「3日」は目安・「10日」は返品くんの画面の有効期間

返品は、キャンセル申請の承諾から3日を目安に送り、返品くんの手続きの画面は承諾から10日間使えます。3日のうちに進められない事情があるなら、いつごろ返すかを取引メッセージで相手に伝えてください。10日を過ぎて返品くんにエラーが出たときは、「返品元住所を入力する」から開き直せば続けられます。返品やキャンセルに向けた動きが長い間無いと、事務局が取引の状況を確かめて、取引完了かキャンセルにすることもあります。

出品者の側で、返品先住所を入れたのに荷物が何日も届かないときは、返品先住所の登録が済んでいるかを先に確かめます。済んでいれば3日を目安に待ち、それでも動きが無ければ取引メッセージ、事務局の順に連絡してください。

通知はアプリに来ない(返品くんに入れたメールに届く)

返品や発送の通知は、返品くんに入れたメールアドレスに届き、メルカリアプリのプッシュ通知やお知らせには出ません。送った後の追跡もメルカリアプリには出ないので、返品くんを開いて発送と配送の状況を見ます。発送した直後は、一時的に未発送と出ることもあります。

違う商品を送ってしまって手元に戻したいときは、返品くんの画面で伝票番号を見て、ヤマト運輸に問い合わせます。

送料・梱包・持ち込み先(セブン-イレブン・ファミリーマート・ヤマト営業所)

荷物は、返品くんで選んだセブン-イレブン・ファミリーマート・ヤマト運輸営業所のどれかの窓口に持ち込み、表示したQRコード(セブン-イレブンはバーコード)を見せて出します(メルカリ 匿名返品の提供開始)。返品くんの手続きは取引ごとなので、複数の取引の商品を1つの荷物にまとめては送れません。

2026年ごろの画面の例:発送場所ごとのQRコードとバーコードのボタン(横幅を縮めて加工)
2026年ごろの画面の例(加工あり)

送料は誰が払う?(返品の送料はかからない・梱包費は利用者の負担)

匿名返品の送料は無料で、出品者も購入者も払いません。梱包の費用など配送のほかにかかる費用は、利用者の負担です。箱や緩衝材の代金も、この負担に入ります。出品者の間違いで返品になり、返送料を出品者が持つつもりでいる場合も、匿名返品なら返品の送料そのものがかかりません。

取引がキャンセルになると、最初に送ったメルカリ便の送料と販売手数料もかかりません。商品代金は、支払い方法に合わせて購入者に戻ります。

届いた封筒を破いた・箱しか無いときの梱包

梱包は、商品が届いたときのサイズを目安にし、必要なら緩衝材を入れます。ヘルプは、返送のときの梱包の大きさや重さが届いたときと大きく違うことを、不正利用の可能性の例に挙げています。匿名返品の発送は宅急便の約款に沿うので、封筒や袋で送れるかの手がかりはヤマト運輸の案内にあります。

2026年10月に、Yahoo!知恵袋で「メルカリ 返品くん」「メルカリ 匿名返品」など4つの語で出た返品の質問を40件読み、質問文だけで分けました。そのうち10件が、送り方・梱包・受け取り方を聞いていました。梱包で迷う場面ごとに、メルカリのヘルプとヤマト運輸の案内に書かれていることを並べました。

迷いメルカリのヘルプヤマト運輸の宅急便の案内書かれていないこと
届いた封筒を破いた(大きい箱で返したい)届いたときのサイズが目安。大きさや重さが大きく違うと不正利用の例に入る紙袋なども外装に使えるが、外装まで守るならダンボールを勧めているどのくらい違うと「大きく違う」になるか
ポスト用の小さな封筒で送るよう頼まれた封筒・袋・ポストの語は無い。届いたときのサイズが目安輸送に合う梱包なら封筒や紙袋も宅急便で預かる。コンビニも宅急便を扱う(180サイズ以上は受け付けない店もある)その封筒のままコンビニで受け付けるか
届いたときの袋や箱も入れるか届いたときのサイズが目安、まで割れ物はダンボールと緩衝材で包むよう求めている届いたときの袋や箱を同じ荷物に入れるか

メルカリのヘルプ「匿名返品サービス」と、ヤマト運輸のよくあるご質問・梱包の案内(2026年10月23日に読んだ版)による。

梱包・伝票・メモに名前や住所を書かない

匿名返品では、商品本体・梱包材・伝票・メモのどれにも、名前や住所など個人を特定できる情報を書いたり貼ったりしないでください。おわびやお礼のメモを入れるときも、名前は書きません。

ポスト投函や集荷はできる?(毎週月曜3〜5時は出せない)

匿名返品の発送は窓口への持ち込みだけで、集荷は使えず、ポスト投函もヘルプの発送の方法に入っていません。ヘルプの質問「集荷が選べません」の答えも、匿名返品では集荷を使えない、というものです。毎週月曜日の午前3時から午前5時までは、ヤマト運輸の定期のシステムメンテナンスのため、返品くんを使った回収の手続きも発送もできません。

送った後どうなる?(出品者が受け取りを押すとキャンセル完了)

荷物が届いて、出品者が「返送された商品を受け取った」を押すと、キャンセルが完了します。「無料で匿名返品」で申請した取引は、申請に同意していても、返品が終わるまでキャンセルは完了しません。

出品者の側は、返品の商品が届いてからキャンセルを完了してください。届く前に完了すると、全額補償サポートの対象外になるからです。

返金の時期は支払い方法で違います。メルペイ残高払い・ポイント払いと、コンビニ/ATM払いは、キャンセルと同時に返金されます。クレジットカード払いとキャリア決済は、メルカリ側の決済の取り消しはキャンセルと同時ですが、返金の時期はカード会社や通信事業者の利用明細で確かめます。

匿名返品を使うこと自体に利用制限などのペナルティがあるとは、ヘルプに書かれていません。ヘルプにあるのは、不正利用の可能性があると判断されたときに、アカウントの利用制限などの措置の対象になる、という所までです。キャンセルとペナルティの決まりは、メルカリのキャンセルはペナルティになる?で説明しています。

「返品元住所を入力する」が出ない・匿名返品できないとき

「返品元住所を入力する」は、キャンセル申請の返品方法が「無料で匿名返品」で、取引相手がそれを承諾した後に出ます(メルカリ キャンセル方法)。そもそも匿名返品を使えるのは、らくらく・ゆうゆう・エコメルカリ便で届いた取引だけです。出ないときは、返品方法が「無料で匿名返品」だったか、届いたときの便が対象か、申請した人のアプリが最新か、を見てください。

「返品元住所を入力する」が出ないとき

出ないときは、ここを確かめる

  • 返品方法が「無料で匿名返品」違っても承諾の前なら申請し直せる
  • 申請が承諾された承諾の後にボタンが出る
  • 届いた便が対象の便らくらく・ゆうゆう・エコメルカリ便
  • メルカリShops以外の取引Shopsで買った商品は使えない
  • 申請した人のアプリが最新版古ければ申請した人が更新する
→
○ そろえば取引画面に出る「返品元住所を入力する」から開く

「無料で匿名返品」はキャンセル申請の返品方法にある

「無料で匿名返品」は、取引画面の一番下の「この取引をキャンセルする」から進むキャンセル申請で、返品の要る・要らないと返品方法を選ぶ欄にあります。匿名返品を使うときも、返品とキャンセルの話し合いは取引メッセージで済ませてから申請します。返品方法の名前はヘルプによって違い、匿名返品を使わない方は【返品する】とも【匿名返品を使わずに返品】とも書かれています。

2026年ごろの画面の例:「返品について」の返品方法の選択肢(時刻などの表示を切り取り、横幅を縮めて加工)
2026年ごろの画面の例(加工あり)

誰が申請するかについて、ヘルプ「取引のキャンセル方法」は申請する側を分けずに1つの流れで書いています。ヘルプ「商品の返品手順」は、出品者がキャンセル申請をして購入者が同意する順で、返品の流れを書いています。購入者の取引画面に申請フォームが出るのは、「発送までの日数」を過ぎた翌日の0時からです。購入者が自分の申請で「無料で匿名返品」を選べるかは、どのヘルプにもはっきり書かれていません。

返品方法を「無料で匿名返品」以外にして相手が承諾した取引では、匿名返品は使えず、ほかの方法で返品します。承諾の前に間違いに気づいたら、話し合ったうえで申請を受けた側が「同意しない」を選び、取り下げが済んでから申請し直せます。申請の出し方はメルカリのキャンセル申請の出し方と、届いたら同意するかの決め方で説明しています。

使える便とアプリの版(たのメル便・メルカリShops は不可)

匿名返品を使えるのは、届いたときの便がらくらく・ゆうゆう・エコメルカリ便の取引です。梱包・発送たのメル便で届いた商品と、メルカリShopsで買った商品には使えません。

キャンセル申請をする人のアプリが最新版であることも条件で、ヘルプに載っている対応の版は、iOS・Androidとも5.187.0です(2026年10月23日に読んだ版)。匿名返品は2026年3月2日から対象の取引で順次使えるようになった機能で、ヘルプは使いたいときにアプリを更新するよう求めています。手元で発送通知ができないなどのエラーで、事務局が発送通知をした取引も、匿名返品は使えません。

発送前なのに返品元住所の欄が出たとき

商品が発送される前のキャンセルなら、返品方法は「返品しない」を選びます。「返品しない」で申請すれば、承諾の後すぐにキャンセルになるからです。

返品せずにキャンセルしたいのに「無料で匿名返品」で申請と承諾をしてしまい、キャンセルが終わらないときは、出品者の画面で「返送された商品を受け取った」を押すとキャンセルを成立できます。出品者から返事が無いときは、取引メッセージを送って数日たってから、事務局に問い合わせてください。発送期限を過ぎても商品が届かないときの購入者の手は、メルカリ発送期限を過ぎたらペナルティ?で説明しています。

事務局から「返品くんで送って」と言われたとき

事務局から商品を送るよう案内されたときは、送り先も期日も事務局の案内に従ってください。全額補償サポートが適用されるときは、事務局が示した期日までに対応が確かめられないと、補償の対象外になるからです。

届いた商品の問題を事務局が調べるときや全額補償サポートのときの送り先は「商品回収センター」で、どこへ送るかは事務局が案内します。「商品回収センター」の語は、匿名返品のヘルプにも返品くんの公式ページにも出てきません。

返品の前で、相手に住所を教えたくないとき

らくらく・ゆうゆう・エコメルカリ便(メルカリShopsで買った商品を除く)なら、キャンセル申請の返品方法を「無料で匿名返品」にして相手が承諾すれば、互いの住所を明かさずに返品できます(メルカリびより 匿名返品)。住所を教えたくないから匿名返品にする場合も、不要になった・イメージと違う・においがある、といった購入者の都合の返品は、出品者が合意しなければできません。

住所を教えずに返品するには
  • 返品方法は「無料で匿名返品」らくらく・ゆうゆう・エコメルカリ便○
  • メルカリShopsは対象外梱包・発送たのメル便も対象外
  • 相手の承諾が要る本人確認は利用条件に入っていない
  • 裏ワザの郵便局留めは禁止ゆうゆうの郵便局受取は当たらない×
  • 対象外は住所を渡して返品返品先は取引メッセージで確かめる

メルカリ便の取引なら返品方法を「無料で匿名返品」にする

返品を頼む・頼まれる段階なら、取引メッセージで返品とキャンセルに合意してから、申請の返品方法を「無料で匿名返品」にします。ここでいうメルカリ便はらくらく・ゆうゆう・エコメルカリ便です。ヘルプ「商品の返品手順」の流れでは、キャンセル申請を出すのは出品者です。相手が承諾すると、購入者は「返品元住所を入力する」、出品者は「返品先住所を入力する」から住所を入れるので、取引メッセージで住所を伝え合わなくて構いません。

相手が匿名返品に応じないとき(着払い・本人確認を求められた)

匿名返品は、返品方法とキャンセル申請を取引相手が承諾しないと使えません。

相手が本人確認を嫌がっているから匿名返品はあきらめるしかない、と考えているなら、ヘルプ「匿名返品サービス」の利用条件に本人確認は入っていません。かんたん本人確認が条件に挙がっているのは、全額補償サポートの方です。

着払いで送り返すよう言われていて、取引画面に「返品元住所を入力する」も出ていないなら、匿名返品はまだ始まっていません。返品くんを開けるのは、返品方法を「無料で匿名返品」にした申請を相手が承諾した後だからです。

匿名返品を使わない返品にするなら、配送方法と送料の負担は出品者と購入者で決めます。取引メッセージを送って数日たっても返事が無いか、合意が得られないときは、ヘルプ「取引のキャンセル方法」の「お問い合わせはこちら」から事務局に問い合わせてください。同意が得られないときの手は、メルカリのキャンセル申請の出し方と、届いたら同意するかの決め方にもあります。

裏ワザの郵便局留め・コンビニ受け取りは使える?

住所を出さない裏ワザとして郵便局(営業所)留めを考えているなら、宛先を局留めにすることも、相手に局留めを求めることも、メルカリで禁止されています。事務局が禁止行為に当たると判断したときは、取引キャンセル・商品削除・利用制限などの措置の対象になります。

ゆうゆうメルカリ便の「郵便局/コンビニ受取」を使う場合は、禁止に当たりません。ただ、お届け先の住所の欄に郵便局・営業所・コンビニ・はこぽす・宅配便ロッカーPUDOを入れても、その場所には届きません。返品で住所を明かさずに済む仕組みとしてメルカリが用意しているのは、匿名返品です。

匿名返品が使えない取引で住所を渡すとき

匿名返品の対象外の取引(メルカリ便以外の便、梱包・発送たのメル便、メルカリShops)では、返品先の住所は取引メッセージで出品者に確かめます。ヘルプは「取引メッセージの内容は第三者に開示されません」と書いています。追跡番号のある配送方法で送って、取引メッセージで追跡番号を知らせます。

メルカリ便以外の便の取引では、出品者は取引画面で購入者の住所を見て直接送っていて、見られるのは取引中だけです。取引で知った名前や住所をメルカリの外で使うことは、個人情報の不正利用として禁止されています。利用規約も、サービスを通じて得た個人情報はサービスの利用の範囲でしか使えないと定めています。匿名配送でない取引で住所がどう見えるかは、メルカリ匿名配送じゃないと危ない?で説明しています。

まとめ

まとめ
  • 返品くんは、メルカリが提携するネクストラボの返品受付サービスで、匿名返品の手続きをここで進める
  • らくらく・ゆうゆう・エコメルカリ便の取引(メルカリShopsで買った商品を除く)なら、匿名返品で互いの住所を明かさずに返せる
  • 返品で住所を教えたくないときも、宛先を郵便局(営業所)留めにするのは禁止。ゆうゆうメルカリ便の「郵便局/コンビニ受取」は禁止に当たらない
  • 購入者は「返品元住所を入力する」から開き、返品商品情報と発送者情報を入れて出品者の入力を待つ
  • 待つ目安は承諾から24時間、返品は承諾から3日が目安で、返品くんの画面は10日間使える
  • 荷物はセブン-イレブン・ファミリーマート・ヤマト運輸営業所に持ち込み、QRコード(セブン-イレブンはバーコード)を見せて出す。集荷は使えない
  • 返品の送料は無料で、梱包の費用など配送のほかの費用は利用者の負担

次にやるのは、返品くんを開き、「返品手続きを完了する」まで進めることです。

手続きはメルカリのヘルプなどの公式の資料(本文のリンク)で確認しています。ヘルプは改定で変わることがあるので、手続きの前に出典のページを見てください。

更新内容(2026-10-24): 返品くんのやり方を、購入者と出品者の手順に分けて画面つきで書き直し、入れた住所が渡る先・期限の目安・持ち込み先を足しました。