メルカリのオークションの仕組み:入札の前と後で何が変わる?

オークション形式で出した商品は、入札が1件でも入ると、価格の変更・商品の編集・出品停止と削除ができなくなります(ヘルプ オークション機能)。

入札が0件のうちは、定額の出品と同じように、価格も商品の説明も直せます。

出品者の操作入札0件入札1件以上落札後24時間
価格の変更○ できる× できない× できない
商品の編集○ できる× できない× できない
出品停止と削除○ できる× できない× できない
落札価格を確定する—○ できる(今の価格で決まる)—

入札0件の出品停止と削除、落札後24時間の列は、2026年10月のヘルプが入札後の制限だけを書き、終わりの時期を区切っていないことからの読みです。

いつ終わる?

最初の入札が入った日の翌日の20時台に終わり、「分」は最初の入札の分がそのまま使われます。出品した日時は終わる時刻の基準にならず、商品ページに終了予定時間が出るのも最初の入札の後です。

最初の入札の翌日20時台に終わる
  1. 最初の入札終わる時刻が決まる例 11月7日の9時26分
  2. 翌日20時台オークションが終わる例 11月8日の20時26分
  3. 落札後24時間落札者だけが購入できる購入手続きの期限も24時間
  4. 買われなければ通常の出品に切り替わる価格は落札価格のまま

※ 「分」は最初の入札の分。出品した日時は終わる時刻の基準にならない

メルカリびよりの使い方ガイドによると、終了まで5分未満のときに入札があると、終了日時が5分延びます。

誰がいくらで買う?

終わった時点でいちばん高い額を入れていた人が落札者になり、その最終的な入札額で買います。

たとえば開始価格1,200円の品に3人が入札したとします。終わった時点のいちばん高い額が2,100円なら、その額を入れた人が2,100円で買います。

落札後24時間は落札者だけが購入でき、購入手続きの期限も24時間です。

24時間のうちに買われなければ、出品は落札価格のまま通常の出品に切り替わります。そのときの動き方は、落札後に購入されないときの記事で扱っています。

入札が入ったら止められる?

いいえ、入札後の出品者向けの手順に出てくる操作は「落札価格を確定する」だけです。これは、押した時点の価格で落札を決めて、すぐに取引を始めるためのボタンです。安い額のまま終わるのを防ぐ物にはなりません。

入札後にやめたくなったときのことは、オークションのキャンセルとペナルティの記事にまとめています。入札した人から取り消しを頼まれたときの返し方も、同じ記事にあります。

始め方とコツ:売るツールから変えて、開始価格はいくらにする?

開始価格は300円から付けられ、入札1件のままその額で終わっても売ってよい額にします(メルカリびより 使い方ガイド)。

出品中の品は「出品した商品」の一覧の「売るツール」からオークション形式にします。新しく出す品は、出品画面の「販売タイプ」からです。

やり方:「オークションに変更する」と開始価格

出品中の品をオークションにする手順
  1. 「出品した商品」の一覧で、その商品の「売るツール」を押す
  2. 並んだ項目から「オークションに変更する」を選ぶ
  3. 開始価格を入れる
  4. 「出品する」を押して出品を終える
  5. 入札を待つ

「出品する」を押したら、「オークション開始」のような別の操作はせず、あとは入札を待つだけです。

開始価格のコツ:いつ出すかより「入札1件で売れてよい額」か

出す時刻を選んでも終わる時刻は最初の入札で決まるので、出品者が自分で決められるのは開始価格の方です。

公式の出品の手順に出てくる設定は、販売タイプと開始価格だけです。最低落札価格(この額に届かなければ売らない額)や即決価格を決める項目は出てきません。

入札は開始価格より下の額では入れられないので、開始価格がそのまま、売る額の下の線になります。開始価格のいちばん低い額は300円で、それより安くは始められません。

300円で始めたら手元にいくら残る?

入札1件のまま300円で終わると、販売手数料10%の30円が引かれ、送料を払う前の残りは270円です。

300円で入札1件のまま終わったときの手元
落札額入札1件のまま終了300円
−
販売手数料販売価格の10%30円
−
送料出品者が払う出し方なら270円超
=
手元送料を払う前は270円マイナス

※ 開始価格の9割(手数料を引いた残り)が送料より多ければ、入札1件で終わっても手元は残る

出品者が送料を払う出し方なら、300円で終わった品は、送料が270円を超えると手元がマイナスになります。

送料の重い品なら、手数料を引いた残り(開始価格の9割)が送料を上回る額が、入札1件で売れてよい額の下の線です。たとえば、厚い本を何冊かまとめるような品です。

「オークションに変更する」が使えない品・人

本人確認が済んでいない人と、出品クーポンを使った出品では、「オークションに変更する」は使えません。商品の側にも使えない物があります。

オークション形式にできない場合
  • 本人確認が済んでいないなら → 使えない。本人確認はアプリで先に済ませる
  • 出品クーポンを使った出品なら → オークション機能は使えない
  • チケットカテゴリーの商品や Nintendo Switch 2 なら → 使えない
  • 価格のアラート(急な値上がりの知らせ)が出る商品のうち、指定された物なら → 使えない
  • 限定公開で出した商品なら → オークション形式にできない
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入札とは?入札する人の入れ方と、いくらから入れられるか

入札は、オークション形式の商品に買いたい額を入れて、ほかの人と値段を競うことです(メルカリ プレスリリース)。商品画面の「入札する」ボタンから入れます。

探すときは、ホーム画面下の「オークション」タブか、検索の「絞り込み」を使います。

入札のしかた

商品画面で「入札する」を押し、「入札金額」を入れて「確認する」を押したら、金額を見てからもう一度「入札する」を押します。

入れた入札は、取り消すことも金額を変えることもできません。間違えて入れたときにできることは、入札の取り消しの記事にまとめています。

落札したら、その最終的な入札額で、24時間のうちに購入手続きをします。

いくらから入れられる?

入札が0件なら開始価格と同じ額から、1件以上なら今の価格に100円を足した額から入れられます。この決まりは2026年10月14日からで、それより前に出された商品にも当てはまります。

変更の前は、0件でも開始価格に100円を足した額からでした。

ほかに入札が無いまま終われば、開始価格と同じ額で入れた人が、その額で落札者になります。

上回られたら入れ直せる?

はい、ほかの人に上回られると通知が届き、今の価格より100円以上高い額で入れ直せます。入札の回数の上限と、上限額まで自動で上乗せする自動入札は、ヘルプにもメルカリびよりにも書かれていません。

上限を入れておけば少しずつ上がる仕組みのつもりで高い額を入れたなら、落札したときに払うのは、その入れた額です。

入札が付かない・安く決まりそうなとき

入札が0件なら、価格と説明を直せます(ヘルプ 販売価格の変更)。入札がもう入っているなら、今の価格で「落札価格を確定する」を押すか、終わるのを待つかです。

入札の数で変わる、出品者ができること
入札はまだ0件?最初の入札まで終わる時刻は決まらない
はい→
○ 価格と説明を直せる定額の出品と同じように直せる
いいえ↓
今の価格で売って、すぐ取引を始める?入札が入った後は止められない
はい→
「落札価格を確定する」を押す押した時点の価格で決まる
いいえ↓
終わるのを待ついちばん高い額の人が落札する

誰も入札しないときは?

最初の入札が入るまでは終わる時刻が決まらず、商品ページに終了予定時間も出ません。入札が0件のまま出品がどうなるかは、ヘルプに書かれていません。

「入札の前と後で何が変わる?」の表の入札0件の列には、価格の変更・商品の編集のほか、出品停止と削除も並べています。出品を止める・消す操作の場所は、出品の削除と一時停止の記事にあります。

「この額ですぐ買いたい」とコメントが来たら

コメントした人にその額で入札してもらい、それが今の最高額になってから「落札価格を確定する」を押します。確定できるのは、押した時点の今の価格だけだからです。

1万円で始めた品に「1万3千円ですぐ買いたい」とコメントが来たなら、商品ページの最高入札額が1万3千円になったのを見ます。それから入札履歴の「落札価格を確定する」→「確定する」を押します。

押した時点でほかの人がもっと高い額を入れていれば、落札者はその人です。

定額の出品とどっちが向く?変わる所と向く品

人気の品やレアな品はオークションが向く、とメルカリびよりは使いどころを挙げています(メルカリびより 開始の案内)。値段を決めて待つ定額と違い、入札が集まるほど値段が上がる売り方だからです。

定額の出品と変わる所

オークション形式では値段が入札で決まり、値下げ依頼のボタンも出ません。販売手数料はどちらも同じ販売価格の10%です。

比較項目定額の出品オークション形式
値段の決まり方出品者が決めた価格入札でいちばん高い額
値下げ依頼のボタン○ 出る(300円以下などを除く)× 出ない
販売手数料販売価格の10%販売価格の10%(同じ)

2026年10月時点のヘルプ「値下げ依頼について」と「メルカリの手数料」によります。

値下げ依頼の送られ方と返し方は、値下げ依頼の記事にあります。

向く品

向くのは入札が何件も集まりそうな品です。メルカリびよりは、複数の入札が集まれば300円で出しても値段が上がり、思わぬ高値で売れる可能性があると書いています。

メルカリのアンケートでも、オークションで売りたい物として、希少性のある品や人気のある品が挙がっていました。

たとえば毎日いいねが付く相場8,000円ほどの品を、300円で始めたとします。入った入札が300円の1件だけなら、その品でも300円で落札が決まります。開始価格の決め方は「開始価格のコツ」にまとめています。

まとめ

まとめ
  • 定額と違って値段は入札で決まり、最初の入札の翌日20時台に一番高い額の人が落札する
  • 入札が1件入ると、価格の変更・商品の編集・出品停止と削除はできない
  • 入札後の出品者の手順に出てくる操作は「落札価格を確定する」だけ
  • 出品中の品は「売るツール」→「オークションに変更する」で変える
  • 開始価格は300円以上で、入札1件でも売ってよい額に
  • 入札は0件なら開始価格と同じ額から、1件以上なら今の価格に100円足した額から入れられる
  • 販売手数料は定額と同じ販売価格の10%

「売るツール」から「オークションに変更する」を開きます。開始価格の欄には、入札が1件だけでも手放してよい額を入れてください。