同時出品は OK? 決まりと、 両方に 出すときの手順
Yahoo!フリマ(ヤフーフリマ)の細則には、他社のサービスとの二重出品が出品者の禁止行為として書かれています(Yahoo!フリマ 細則)。
メルカリのヘルプにも、お客さま間でトラブルを引き起こすと思われる二重出品が、禁止行為の1つとして挙がっています。
ただ、在庫が1点しかない品を両方に出している人を、私は実際にたくさん見かけます。
両方に出すなら、やることは「Yahoo!フリマにも出す」「書くならメルカリ側に断り書き」の順です。その次が「片方で売れたらもう片方を止める」「両方で買われたら発送前に取り消す」です。
- Yahoo!
フリマにも 出す写真と 説明文は 出品画面で 入れる - メルカリ側に
断り書き書くなら 「他サイトにも 出品中」の 一文 - 売れたら
もう片方を 止める公開停止・ 出品を 一時停止 - 両方で
買われたら 取り消す片方の 取引を、 発送前に 相談して
※
Yahoo!フリマは、2023年11月1日に PayPayフリマから名前が変わった売り場です。
出すとき: コピー出品の 写し方と 「他サイトにも 出品中」の 例文
出すときは、Yahoo!フリマの出品画面で写真と説明文を入れます。断り書きを書くなら、メルカリ側の説明文に足します。
Yahoo! フリマの コピー機能が 写すのは 売れた商品の 情報
Yahoo!フリマの「コピーして出品する」で写せるのは、Yahoo!フリマで売れた(「SOLD」の付いた)商品の情報だけです。販売中の商品と、まとめ買いで売れた商品は写せません(Yahoo!フリマ コピー機能)。
コピーのボタンも Yahoo!フリマの商品ページの下にあるので、メルカリに出している服はこの機能の元になりません。メルカリの服は、Yahoo!フリマの出品画面で写真を選び、商品名と説明文を入れ直して出します。
Yahoo!フリマで売れた商品から写せるのは、商品名・カテゴリ・ブランド・商品説明と、色やサイズなどの一部の商品情報です。
画像と動画、商品の状態、価格、配送方法は写らず、同じ商品から写せるのは原則1回までです。
メルカリの中で自分の出品を写して出し直す方法は、メルカリ再出品をコピーで効率化する方法で扱っています。
写真は 自分で 撮った現物の 写真を 使う
写真は、どちらの売り場もその服を自分で撮った物を使います。
メルカリは、他の会員が撮った画像や、メルカリの外にある画像を無断で使うことを禁止行為に挙げています。
Yahoo!フリマも、現物の画像を使わずに別の出品者やメーカーサイトの画像を流用することを、商品に対して適切な説明をしない行為の例に入れています。
説明文に 足す 「他サイトにも 出品中」の 例文
Yahoo!フリマは細則で二重出品そのものを禁じているので、例文はメルカリ側の説明文用です。
メルカリが外部への誘導の例に挙げているのは、SNS の ID や電話番号など、外部で連絡するための手段です。「他サイトにも出品中」の一文は、その手段に当たらないと読めます。
- 他サイトにも出品中です。
- 他サイトでも出品しているため、先に売れた場合はこちらの出品を停止します。
同じ説明文を Yahoo!フリマ側に写すと、購入前に在庫確認を求める一文は細則の「手元にない」出品に数えられます。そのため、例文に入れていません。
- コピー機能は
メルカリ非対応出品画面で 商品名と 説明文を 入れ直す - 写真は
自分で 撮った物別の 出品者や メーカーの 画像は 使わない - 断り書きは
メルカリ側に在庫確認を 求める 一文は 入れない - 断り書きを
理由に 取り消せない買った人から 返事が あれば 合意が 前提
※
断り書きが あれば取り消し ていい?
断り書きは、売れた後に取り消してよい理由になりません。メルカリは規約で、出品者と購入者の合意がある場合を除いて、注文後のキャンセルはできないと定めています。
Yahoo!フリマも、出品者が取り消す手順は購入者との合意が前提です。
買う前にコメントを頼む一文を書いていたのに、コメントなしで両方で買われたなら、その一文も取り消しの理由になりません。
Yahoo!フリマは、独自のルールを相手に強要して従わない利用者を一方的にキャンセルすることを、出品者の自己都合のキャンセルの例に挙げています。
メルカリも、売り切れなど出品者の自己都合で取引をキャンセルすることを禁止行為に挙げています。
他サイトで 売れたら: 片方なら 止める・ 両方で 買われたら発送 前に 取り消す
片方で売れたら、売れていない側の出品をすぐ止めます。止め方は、Yahoo!フリマが「公開停止にする」、メルカリが「出品を一時停止」です(Yahoo!フリマ 公開停止)。
両方で買われたら、片方の取引を、発送する前に取り消します。Yahoo!フリマなら、発送前にシステムで取り消すと購入者に返金され、販売手数料や配送料はかかりません。
出品者が取り消す手順は、買った人から返事がある取引なら、どちらの売り場もその人との合意が前提です。
もう片方の 止め方 (公開停止・ 出品停止)
Yahoo!フリマは、マイページの「出品した商品」から公開停止にします。
- マイページを開き、「出品した商品」を押す
- 「出品中」タブで、止める商品のメニューを開く
- 「公開停止にする」を押す
商品ページの下の「編集する」から「出品を停止する」を押しても止まります。購入された後の商品と、まとめ買いの商品は、公開停止にできません。
削除すると登録したデータは戻らないので、また出すかもしれない服は削除せずに公開停止にしてください。
メルカリはアプリで、「出品中の商品」から止める商品を選びます。商品の編集の画面の一番下の「出品を一時停止」で止めます。
削除との違いと、まとめて止める方法は、メルカリ出品の削除方法と一時停止との違いで扱っています。
すぐ見られない 時間が あるとき
仕事中などでアプリを開けない時間があるなら、その間は片方の出品を止めておけば、止めた側で買われることはありません。
止めると消える物もあります。Yahoo!フリマは、それまでの価格相談が削除され、閲覧数がリセットされます。メルカリは、出品を再開しても新着商品の一覧には出ません。
戻すときは、Yahoo!フリマが編集ページの「出品を再開する」か「商品を公開する」です。メルカリは「商品の編集」の「出品を再開する」です。
取り消しの 手順は メルカリと Yahoo! フリマで 違う
どちらで取り消すときも、先に、買った人の同意を取ります(メルカリ キャンセル方法)。取引画面の「この取引をキャンセルする」から手続きします。
メルカリは相手が申請に「同意する」を選ぶと成立し、Yahoo!フリマは同意をとった出品者が自分で取り消します。
| 比較項目 | メルカリ | Yahoo!フリマ |
|---|---|---|
| 出す所 | 取引画面の「この取引をキャンセルする」から申請フォーム | 取引画面の最下部の「この取引をキャンセルする」 |
| 相手の同意 | 相手が申請に「同意する」を選ぶと成立 | 同意をとってから「購入者との取引キャンセルの同意をとった」にチェック |
| 返事が無いとき | 24時間で申請は自動で取り下げ(「返品しない」で出した申請は自動で成立) | 集荷・発送の前なら、連絡が取れない場合も出品者が取り消せる(細則) |
| 理由の選び | 理由を選び「理由の詳細」を入れる(相手にそのまま出る) | 「出品者(あなた)の都合」か「購入者(相手)の都合」を選ぶ |
| 発送の後 | — | 発送は自動で止まらず、返品を購入者と相談 |
| 取り消した側に付きうる物 | 売り切れなどの自己都合のキャンセルは禁止行為で、警告・利用制限の対象 | 売り切れを理由のキャンセルは自己都合で、警告・一部機能の制限・利用停止の対象 |
2026年10月30日に、メルカリのヘルプ「取引のキャンセル方法」と、Yahoo!フリマの細則・キャンセルのヘルプで確かめた内容です。
他サイトで売れたことによる取り消しは、どちらの売り場でも、売り切れと同じ出品者の自己都合のキャンセルの例に入ります。どちらを取り消すかを決めた決まりは、どちらのヘルプにもありません。
メルカリの取り消しと警告・利用制限の関係は、メルカリのキャンセルはペナルティになる?で扱っています。
メルカリは 申請フォームと 24時間
メルカリは、取引画面の「この取引をキャンセルする」から申請フォームを開きます。キャンセル理由を選んで「理由の詳細」を入れます。「理由の詳細」は、相手に「申請理由」としてそのまま出る欄です。
出品者が「返品しない」で申請し、購入者が24時間たっても選ばなければ、キャンセルは自動で成立します。
出した申請はお客さま間では取り消せません。間違えたときは取引メッセージで相手に「同意しない」を押してもらうよう伝えます。
Yahoo! フリマは 同意をと った印と 理由の 選び
Yahoo!フリマは、取引画面の最下部の「この取引をキャンセルする」を押します。「購入者との取引キャンセルの同意をとった」にチェックしてから理由を選びます。
他サイトで売れた取り消しなら、理由は「出品者(あなた)の都合」を選んでください。
出品者の都合なのに購入者の都合として取り消すことは、それ自体が自己都合のキャンセルの例に入っています。
理由の選択はアプリ版で2025年12月3日から必須になり、選んだ理由で取り消したことは相手にも通知されます。確認画面の「取引をキャンセルする」を押せば、手続きは終わりです。
発送した後 (おまかせ 配送は集荷後に 取り消せない)
Yahoo!フリマのおまかせ配送は、集荷の後は取引画面から取り消せず、購入者と連絡して直接振り込みで返金します。集荷の前(集荷時を含む)なら、取引画面から取り消せて、商品代金は購入者に返金されます。
集荷の後は、販売手数料など出品者にかかる利用料もかかります。取引の自動完了(購入日の29日後の正午ごろ)を過ぎると、システムでは取り消せません。
おてがる配送は、発送後にシステムで取り消しても発送は自動では止まらないので、発送の取り消しや返品を購入者と相談します。
おてがる配送で代金を受け取った後(取引が完了して売上金に反映された後)は、システムで取り消しも返金もできず、販売手数料も戻りません。
返事が 来ない・ 同意されない とき
メルカリで、取り消しを頼む取引メッセージを送って数日たっても返事が無いか、合意できないときは、事務局に問い合わせます。
問い合わせの入口は、ヘルプ「取引のキャンセル方法」のページ下にある「お問い合わせはこちら」です。
Yahoo!フリマで買った人が同意しない場合は、ヘルプ「購入者がキャンセルに応じてくれない」に案内があります。売上金に反映される前ならシステムで取引をキャンセルでき、購入者の操作は要らないという案内です。
同意をとれなかったときの最終的な判断は、出品者自身でするようヘルプに書いてあります。
細則が出品者の取り消しを認めるのは、購入者の同意がある場合と、返答が無いなど連絡が取れない場合の2つです。
返金後の流れを伝えるのは取引メッセージで、解決しないときは Yahoo! JAPAN ID でログインしてお問い合わせフォームから質問できます。
メルカリで同意されないときの流れは、メルカリのキャンセル申請の出し方と、届いたら同意するかの決め方でも扱っています。
取り消しを 頼む文と、 申請理由に 書く文 (例文)
申請や取り消しの前に、取引メッセージで買った人に相談します(Yahoo!フリマ キャンセル)。
取り消しを 頼む最初の メッセージ
メルカリで、申請の前に取引メッセージで送る1通の例です。Yahoo!フリマで送るなら、「Yahoo!フリマの取引メッセージに書く文」を使います。
- ご購入ありがとうございます。大変申し訳ありません、この商品は他サイトでも出品しており、先にそちらで売れてしまいました。
- お送りできる商品がないため、取引のキャンセルにご同意いただけないでしょうか。
- ご迷惑をおかけして申し訳ありません。よろしくお願いいたします。
メルカリの 「理由の詳細」に 書く文
「理由の詳細」は相手に「申請理由」としてそのまま出るため、ヘルプはトラブルにならない書き方を求めています。例文は、他サイトで売れたことを、相手を責めない言葉で書いた形です。
- 他サイトで先に売れてしまい、商品をお送りできなくなりました。取引メッセージでご相談のうえ申請しています。申し訳ありません。
- 他サイトで先に売れたため、商品をお送りできません。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
理由ごとの例文は、メルカリの出品者都合キャンセルの理由と例文にもあります。
Yahoo! フリマの 取引 メッセージに 書く文
送る所は、取引画面のメッセージです。取引は匿名のままで、メッセージはほかの利用者からは見えません。
- ご購入ありがとうございます。申し訳ありません、この商品は他サイトで先に売れてしまい、お送りできなくなりました。
- 発送前に取引をキャンセルすると、代金はお客さまに返金されます。キャンセルの操作はこちらで行います。
- キャンセルにご同意いただける場合は、このメッセージにお返事をいただけますでしょうか。
まとめ
- Yahoo!フリマは他社サービスとの二重出品を、メルカリはトラブルになる二重出品を禁じる。
- Yahoo!フリマの「コピーして出品する」はメルカリの服には使えない。
- メルカリの服は、写真と説明文を Yahoo!フリマの出品画面で入れる。
- 片方で売れたら、もう片方を止める。
- 止め方は、Yahoo!フリマが「公開停止にする」、メルカリが「出品を一時停止」。
- 断り書きがあっても、メルカリの規約では、出品者と購入者の合意がある場合を除いて注文後のキャンセルはできない。
- 両方で買われたら、発送前に相談して取り消す。
- 他サイトで売れて Yahoo!フリマ側を取り消すなら、理由は「出品者(あなた)の都合」を選ぶ。
出品を進める前に、服を両方に出すか、メルカリだけにするかを決めてください。

















